4日目 あや様の森?

<その2 手マリ唄>




 マリをついている女の子のところに行き、女の子の手マリ唄を聞いていればいいことに気がつく。そこで黙って女の子の唄を聞くことにした。しかし、女の子は「どんぐりさーまとあやさまがぁー」というところしか歌ってくれない。続きを歌ってくれるよう頼んでも無反応である。仕方なく、一旦移動することにする。

 林に行っておじさんに手マリ唄のことを聴くと、おじさんは知らないらしいがサッちゃんは知っているという。サッちゃんについて聞くと、それはさっきマリをついていた子で、村長の孫娘らしい。サッちゃんと話が出来ないことを告げると、村長に聞いて見ろと言われる。

 役場に行き、村長のことを聞くと、今は昼休みなのでどこにいるか分からないと言われる。村はずれに行き、辰造に村長について聞くと、もうお昼休みは終わったと言われる。早速村役場に行こうとすると、辰造に後ろから呼び止められる。そして明日谷川に釣りに来ないかと誘われる。主人公はそれに「うん」と答え、そこを後にした。

 役場に行くと誰もいない。そこで中にはいることにする。中には先ほどのおじさんがいる。村長について聞くと、まだ戻っていないと言われる。まわりを見ると高いカウンターの向こうに黒板があるのが分かる。黒板を見ようとするが半分ぐらいしか見えない。そこでおじさんに聞くと読んでくれる。


 ※黒板の文字


 最後のところに村長の行き先が書いてあったので、早速畑へと向かった。

 畑に行き村長の畑について聞くと、少し下に行ったところだという。そちらに向かうと村長さんがいる。あいさつすると、どんぐり祭りようのスイカを作っているのだが、あまり上手く育たないと言う。村長さんにサッちゃんに唄を最後まで唄ってもらえるよう頼むと、一緒に行こうか、といわれる。そこで「お願いします」と答え、一緒にサッちゃんのところに向かった。

 サッちゃんのところに行くと、サッちゃんが泣いている。見ると、マリを持っていない。そのことを村長に告げると、村長がサッちゃんにマリについて聞く。すると、どうやらマリをどこかへ転がしてしまったらしい。そこでマリを探すことにする。

 下に行くと何もない。右に行き、まわりを見ると家があり、看板が立っている。看板を見ると「猛犬注意」と書いてある。嫌な予感はするものの、仕方なく家の方に入っていった。

 家に入ると、奥の方にマリがあるのが分かる。しかし、その先にはブルドッグがいる。家の人を呼んでみるが、どうやら留守のようだ。そしてその声に反応して、ブルドッグが近くまでやってくる。そしてブルドッグと目を合わすと、追っかけてくるので慌てて逃げ出す。

 家を出て、何とかしてマリを取れないかと考える。そして何かないか、と考える。とりあえず村長のところに戻ってマリのことを告げると、また明日取りに行くと言って、役場に戻ってしまう。しかし、主人公は急ぐので、何らかの対策を考えることにした。

 畑仕事しているおじさんのところに行き、トラックを見ると、空のダンボール箱がある。ダンボールを見ると、主人公がすっぽりと入ってしまいそうな大きさである。そこで、主人公は「あっ!」と思いつく。ダンボールに入ってブルドッグに近づけないか、と。早速主人公はおじさんにもらっていいか確認した後、マリのある田中さんの家へと向かった。

 家に入った後、マリを取ることを決意し、いよいよダンボールを使ったマリ奪取を敢行する。


 ※マリを取り戻せ!


 マリを取り戻し、役場に持っていく。サッちゃんに手渡すと、「あがりとう」とお礼を言われる。そして、ようやく手マリ唄を聞くことが出来る。


 ※あや様の森の手マリ唄


 手マリ唄によると、どうやらどんぐり様の森が昔は『あや様森』と呼ばれていたらしい。主人公はさっそく森へと向かったのだった。

 ほこらのある丘の下につき、まわりを見ると階段がある。階段を見た後、それを上ってほこらの前までやってくる。まわりを見るが小紫はいない。ほこらの中にいるのかと思って見てみるがいない。何度か呼びかけてみるが、姿を見せない。やっぱり森の方にいるのかと、森を見てみるがどちらの方なのか分からない。左右に行ってみるが、小紫の姿はない。まわりを見渡し、上の方なのかと思って行ってみると、すでに夕焼けになっている。左上のところでもう一度呼びかけると、返事が聞こえてくる。小紫かと思い、急いでそちらに向かう主人公。しかし、そこにいたのはおじいさんだった。

 おじいさんは主人公に、昨日ほこらで見たとき何か違和感を感じたことを持ち出し、笛がなくなっていたことを告げる。笛について聞くと、それはならび地蔵のあや様の方に昔からあったものなのだという。女の子を見なかったかと聞くと、見ていないという。また今度会えばいいじゃないかと言うおじいさんに、主人公は口ごもる。そんな主人公に、おじいさんは親身になって話しかけてくる。そして、主人公はとうとう、彼女があやしの里に住んでいることを告げた。そして、どう会えばいいのかが分からないことも…。しかし、おじいさんには信じてもらえない。そしてとりあえず、今日は家に帰ることになったのだった。


 ※なつやすみのえにっき


 ※その夜・・


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